実在するものは存在を脅かされることはありません。
Nothing unreal exist.
非実在なるものは存在しません。
Here lies the peace of God.
ここに「神」の安らぎがあります。
『A Course in Miracles(奇跡のコース)』Introduction より
わたしは、心や意識についてのご相談をいただく仕事をしてきたので、
人がいかに、「自分の都合のいいように」ものごとを見ているかということを
よく知っています。
自分がイライラしている日に限って、人がやけに自分を怒らせたりだとか、
とても気分がいいときは、すべての人が自分にやさしくしてくれると感じたりとか、
親のせいで成功できないと思っているときは、とにかくひどい親にみえたりだとか、
男はアテにならないと思っているときには、パートナーは頼りなくなってしまうとか、
自分にとって本当にふさわしいと思っている収入を、人は手に入れるようになっているとか、
人の思いこそが現実を創り、
人の思いはいとも簡単に現実さえ変えてしまうということを
わたしはたくさんみてきたので、
『奇跡のコース』がいうように、
「わたしたちは幻想をみている」ということをよく知っていたはずでした。
が、しかし。
これほどまでに、それを思い知らされる現実を体験しようとは。
リーディングの仕事を、続けるのかどうなのか、
繰り返し問われるようなできごとが続いていたある日、
4年ぶりかに会った友人が、長崎にある喫茶店を紹介してくれました。
「スピリチュアルなことを仕事にしたい」と思ったわけではなかったのに、
気づいたら、「スピリチュアル」はわたしの「職業」になっていました。
プロの占い師として仕事をしていくからには、
「売れる」ことを考えるのがプロなのか、
それとも、そもそもスピリチュアルなメッセージというのは「売る」ものなのか。
「なんかね、お金のことをちょっとでも考えると
視え方が鈍るような感じがするんだよね。
そうだなぁ、霧かもやがぼやっとかかるような感じっていうのかな。
波動が落ちてしまうからかも」
そんなことを話していたら、彼女は
「すごく面白いから行ってみるといいよ」と、
その喫茶店の電話番号を教えてくれました。
そして、彼女が300円で購入してきたという、
奇妙に曲がりくねったフォークをみせてくれたのでした。
来店を予約して、待つこと1ヶ月。
ついに長崎の西にあるその喫茶店を訪ねました。
わたしはひねくれたところがあって、
「有名人のサインがいっぱい貼ってあるラーメン屋さんは、がっかりなところが多い」
みたいな思い込があるために、
有名な店、すごいと言われる店にはあまり期待がありません。
でも今回はその思い込みも完全に裏切られました。
約束の11時きっかりにお店に通してもらい、席に案内されます。
そしてその日のメニューから注文して待つこと1時間弱。
テーブルにあるパズルなどで遊びながら周りの席の方と交流しながら待ちます。
20人以上の注文を、この後すごいショーを見せてくださるマスター自ら作ってくださいます。
わたしだったらスプーン1本曲げるだけでも集中しないと無理ですが、
マスターはショーの直前にこれだけの注文をぱっとこなしちゃうんですね。
それがすごいなぁって思うのでした。
お食事が終わってショーがはじまりました。
14時ごろからだったでしょうか。
とにかくそこからは、
言葉にするのが、ばかばかしく思えることばかり。
わたしの財布から取り出した1万円札が宙を舞うとか、
トランプの箱が伸び縮みしたりとか、
箱にいれたはずの指輪が一瞬でマスターのペンダントになっていたりとか、
好きな人の名前を当てるとか、
誕生日を観客席の人たちに当てさせるとか……
今これを書いていても、わたしは頭がおかしくなったのではと思うくらいです。
いや、正常だったと思っていたことすら、思い込み以外のなにものでもないかもしれませんが
そしてはっきりわかったのは、
「わたしの目は ふ・し・あ・な、だった」
ということでした。
わたしがリーディングの仕事をしていたときも、
相談者の性格だけでなく、行った場所のイメージ、選択しようとしていること、
過去世(だとその人が感じている)の記憶など、あらゆるものをキャッチすることができましたし、
こちらの意図が相手に働きかけることができる(明示/暗示法)こともよく理解しています。
実際、ある時期まではそれを使っていたこともありました。
意識の世界とはまさに、
チョコボールが大きくなったり、
人が描く絵を当ててみたり、
スプーンをアメ細工のように曲げてしまったり、
この四次元パーラーで、マスターが繰り広げる不思議なできごとの数々そのもの。
「わたしはなにもみていない」
「わたしのみているものには、なんの意味もない」
「わたしたちがみているものは、すべてが幻想」……
『奇跡のコース』のワークブックにはじめて取り組んだとき、
難解だと思えたこれらの言葉は、この不思議な現実を前にしたときには、
疑問を挟む余地などないのでした。
マスターは、昭和の香りのするダジャレを織り交ぜて、
ちょっとすてきな言葉を織り交ぜて話してくれます。
それも、お金もとらずに。
わたしの目はこのように、明らかにふしあなですが、
仕事をやめることにきめたら、モヤがかかることはなくなりました。
その分、自分の中にある恐れをお掃除することは欠かせなくなりました。
自分の中に恐れがあると
「○○したほうがいいよ」とか「○○するようになるよ」とか
相手に言いたくなるからです。
でも、それは余計なお世話。
わたしたちは、どうもこの世にそれらを体験するために生まれてくるみたいだからです。
意識を動かすことはとても簡単なことです。
このショーでみるように他人によっても簡単にコントロールできてしまう
という性質もあるみたいですね。
誰かにコントロールされないようにしなきゃ。
わたしの目はふしあなだから。
ハッキリわかった不思議な体験でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことがたくさん起こります☆
感謝をこめて。
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